2015-12-26
釜玉うどん

釜玉うどんって簡単なようですが、自分で作ると意外と奥が深い。
茹でたうどんに卵をのせてまぜるか、あらかじめ溶いておいた卵にうどんをからめるか、薬味はネギかショウガか、酢を加えるのはアリかナシか――それだけでも大論争が起こる気配。
それから、うどんの量と玉子のサイズもデリケートな問題です。
うどんの量がそれなりにあって、小さめの卵なら、麺に卵がうまくからんで、あたかもレアなカルボナーラ状態になる。
これを「釜玉均衡」もしくは「うどんと玉子の最適化」と呼びます。
うどんマニアには常識ですよね。
最近は原料が高騰し、様々な食品が小型化、軽量化してます。
茹でうどんも例外ではありません。メーカーにもよりますが200gぐらいあった商品が180gにダイエットしてます。

そんな逆風の中、230gを維持する川村製麺はエライ!
話を元に戻しましょう。
いつの間にか減らされた茹でうどんに、せめて卵だけでも大きめをと奮発したりすれば、卵が多過ぎてトロリと麺にからんでくれません。
溶き卵の中でうどんが泳いでいる状態になっちゃいます。
これはこれで嫌いじゃありませんが、ちょっと見た目が良くない。
対策はいくつかあります。
卵黄のみを使う、なるべく小さめの卵を選ぶ、揚げ玉をトッピングして余計な水分を吸わせる、などなど。
正解はない。
自分なりの釜玉を見つけよう。
でも、「丼は温めておく」と「卵は常温に戻しておく」は基本中の基本だぞ。
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