2014-09-27

風に立つライオン


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『風に立つライオン』

さだまさし 著

幻冬舎


さだまさしの代表曲のひとつに、同じタイトルの歌(アルバム「夢回帰線」に収録)がある。

25年以上前に作られた歌だ。

その歌詞が、アフリカに渡った1人の日本人医師の人生だと知っていれば、著者がなぜいまになってこの小説を書いたのか――いや、書けたのか――それが1ページ目からはっきりわかるだろう。

俗に言う“泣ける話”は嫌いだし、この本もけっして“泣ける話”ではないのだが、読んでいると涙が溢れてしかたがない。この小説はさだまさしの最高傑作ではないだろうか。

本当にさだまさしは小説が達者だ。歌詞の中には純文学があるし、コンサートの客はほとんど“しゃべり”が目当てとの噂もある。

おそらく、さだまさしは言語の達人なのだろう。

そろそろ、さだまさしには子供時代からソロデビューまでを描く自伝的小説を書いてほしい。爆笑&感動の傑作青春小説になるはずだ。

小説『風に立つライオン』は映画化が決定している。主演は大沢たかお(個人的には気に入らない)。

安っぽい“お涙ちょうだい”ではなく、気取らず、構えず、淡々と人間を描く作品にすれば、世界で評価される映画となるはずだ。この物語にはそれだけの力がある。

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映画化ですか

大沢たかおさんのことは好きだとも嫌いだとも思っていないのですが、その役はどなたか他の方で・・・って思ってしまいました。
大沢たかおさんだと、途中でタイムスリップとかしちゃいそうですよね・・・

Re: 映画化ですか

映画化の話が先にあって、そのために書き下ろした小説のようです。
私もタイムスリップの件は連想してしまいました。
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