2014-10-07

ビジネス・ゲーム・セオリー


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『ビジネス・ゲーム・セオリー』
経営戦略をゲーム理論で考える

御立尚資・柳川範之 共著

日本評論社

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ゲーム理論に関する本といっても、数式はほとんど出てきませんので、文系の方々も安心してお読みいただけます。

ゲーム理論の様々な方法論を説明するうえで政治や経済、経営の動向を引き合いに出す例は多いが、経営戦略をゲーム理論で分析、解説を試みる書籍は少ない。あったとしても極度に単純モデル化され、複雑な経済現象にそぐわないケースが多い。

本書も単純モデル化の縛りは免れないものの、従来の解説書よりも一歩踏み込んだ内容になっており、やや実践に近い。

例えば、家電店が「他店より高い品物があれば値引きします」との広告をうつ行為に対し、従来であれば「価格競争の回避を期待した競合多店舗に対するコミットメント戦略である」と説明する。しかし現実問題として価格競争が発生するケースも考慮し、「シェア拡大により仕入れ価格を下げて利益を出す戦略」と分析する。つまり消費者と店舗とのゲームにメーカーという構成要素を加え、より複雑なモデルとして捉えている。

そのほか、「囚人のジレンマ」などの理論により、規模の経済、人材評価、M&Aを解説し、新しい企業の形を模索する。

オススメ度 ★★★
実用度   ★★

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(2014/06/20)
御立尚資、柳川範之 他

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